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主婦ですが・・芝居を創っています☆彡 今まであちらこちらに散らばっていたブログ記事を、ここにまとめてみようと思います。 ブログネタには困らないけど、それは人としてどうよ!と言われたくらっしゃ~☆curaにお付き合いくださいませ♪
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2005年10月28日(金) 10時15分

きのうの朝、実家の母から電話がかかってきた。

いきなり
「くらっしゃ~!お願い!お願いします!くらっしゃぁぁぁ

お、恐ろしい猫なで声である。

「な、何け?恐いわ

「うん!って言いねはよ、言いね

今度は、脅迫である。

「何か、聞かんと返事できんわぁ」

「どうしても、独唱がしたいとよ~だから、伴奏して



私が、小学生の頃・・・
クラスの「お楽しみ会」が催されると、母から、先生への手紙を持たされた。

『お楽しみ会で、私に歌わせて下さい』

イヤだった。恥ずかしかった。
でも、逆らえずに、いつも手紙を渡していた。

そして、本当に歌いに来るのだ。
クラスの男の子達は、母の歌マネをした。
手を前で組んで「ほぉ~っは~っ



来月、市民文化祭がある。
去年は、父と母と妹と私で出演して、歌った。
妹も私も、親孝行だと思って、ちょっと無理した。

終わった直後、妹がぽつっと言った。
「来年も、出るっちゃろか?」

実は、今年も練習をしていたのだが、妹が都合が悪くなり、おじゃんになっていた。

私は、芝居の公演を12月に控えている。
そしてその公開リハーサルが、市民文化祭の直前。

生のバンド演奏や歌、ダンスなどをふんだんに折り込んだ芝居なので
(「スカバン!』延岡総合文化センター二十周年企画 12月25日 2時開演)
バンド(私はトランペット担当)の練習、芝居の練習、広報活動・・・
と、余裕がないのだが



「まぁ、楽譜を見て、弾いてみてから・・・」

「今日、来ね!今日
「う・・・うん」

実家は、車で40分ぐらいのところにある。
行くと・・・

「先生!すいません・・・先生!」
と、母が出迎える。

弁当と飲み物が用意されていて、とても待遇がいい。

先生は、楽譜をもらってピアノを弾いてみた。

・・・・・・弾けた。弾けてしまった。
前に、弾いたことのあるヤツだったので、指が覚えていたらしい・・・2曲とも

弾いているうちに、後ろで母が合わせて歌っている。

その後ろで、父が涙を流している。

演奏が終わると、父が
「いいわ!感動するわ」

・・・いや、感動して泣くのは、あんたたち二人しか居ないから・・・

結局、先生はお礼まで握らされて、断れずに帰って来たのでした。 




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2005年10月27日(木) 10時01分

3人娘の次女、次子(仮名)は、来月16歳になる。

3人の中で、一番しっかり、きちんとしている。
言い返れば、頑固でもある。

一見、大人しそうに見えて、敬遠されるが、
実は、すぐに変な顔をするので、
友達は「なぁんだ!おかしいんじゃん」と近づいてくる。

カッコつけるのが大嫌いなので、本音だけで暮らしている。
先生の問いかけにも、嫌な時は「イヤです!」ときっぱり言う
こっちがハラハラする。

そんな次子が幼稚園のころ・・・
毎日、連絡帳を開くのが恐かった

『今日は、お弁当を一口も食べませんでした。
お口のそばまで持っていったけど、ダメでした。』


帰って来るなり、玄関でお弁当を開いて食べた。
実は、すごくお腹が空いていたらしい。

『お気に入りのブランコは、真ん中のようです。
それ意外のには、乗りません。』


入るトイレも決まっていた。
そこが空いていないと、入らなかった。

『歯科検診がありましたが、次子ちゃんは、お口を開けませんでした。
お姉ちゃんを連れてきてみましたが、やっぱり開けませんでした。』


年長さんのお姉ちゃんも、困ったらしい。
体重計にも乗らなかった。


毎朝、着ていく服を決めるのも大変だった。

とにかくそのころは、「くるっと回って開くスカート」でないと、はかなかった。

それに
冬に、裸の上にジャンバースカートだけ・・・とか
同じく冬に、夏の薄~い生地の白いフワフワのワンピース・・・とか
長袖の上に半そで(今なら、それもアリかもしれないが)・・・とか

言っても聞かないので、仕方なく連絡帳に書いていました。

『今日の次子の素敵なファッションは、母のコーディネートではありません』       

         

次子は、出欠をとられても、返事をしない子だった。

それは、参観日であっても変わらない。

「次子ちゃん!」
「・・・・・・・・・」

ああやっぱりしない
私は、その頃、次子の返事をしている姿を見るのが夢だった。

すると、ひとりの男の子が、自分の席から立ちあがった。
そして、腰をかがめて、サササッと次子のそばに歩み寄り
次子の腕をつかんで、上に上げた

聞けば、いつもの事らしい・・・
通園バスの中の出欠の時も、その子が手をあげてくれているんだと

その子は、それが自分の使命だと思っているらしかった。
ありがと~ありがと~ありがと~



現在、高校1年生の次子の口から出る言葉は
「うざ~」「だりぃ」「は?」・・・ぐらいで、実にそっけないが

実家の母が言っていた。

「電話した時に、次ちゃんは、もう切るよ!切るよ!と言いながら
決して自分からは、受話器をおかないよ。
ホントは、あの子が一番ヤサシイのかもしれないね・・・」   


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2005年10月26日(水) 11時52分

私は、計画性を持って行動するのが苦手だ。

せいぜい、1日分のことしか考えられないので、買い物には毎日行く。
その日のおかずと、おやつと、明日のお弁当の材料・・・

3人の娘が、それぞれ口にする

「お母さん、あれが要るんだけど・・」
「あ、そうだ○○も、買っててね!」
「ああ!それから・・・」

「もうっ!覚えられんから、欲しいものがあったら、ホワイトボードに書いておいて!」

しばらくして、ホワイトボードを見てみると・・・

『普通のお母さん』

と、書いてあった


毎日、20年近くも繰り返しているのに
買った物を、レジ袋に詰めるのが苦手だ。
(お店の人が、袋を開けやすくしてくれてないときは、悲惨だ)
上手にならないのが、自分でも不思議だ。


買い物をしていると、知らない人によく話しかけられる。

しかも、みなさん実に自然だ

「ふわふわパンが、ないね~」と、おじちゃん。
「・・・・・・」
「ふわふわパンだよ!ふわふわ!」
「・・はぁ、ないですねぇ」

別のおじちゃんは、トマトのうんちくを語ってくれた。
「良いトマトの見分け方はね・・・・・」
前触れなしである。

シ○ムラで
横にいたおばちゃんに、急に見ている服をあてがわれた事がある。
これも、前触れなし!

「娘にどうかと思ってね~」

私って・・・ものすごいスキだらけなのだろうか


この間、買い物を終えて帰ろうと
駐車場の車に向かった。

車から、少し離れたところから、カチャッとキーロックを外した。
そして3、4歩、歩いて、ドアの前に立って、思った。

きゃ~~っ!ロックされてないぃ
私、カギ閉めなかったっけ



『普通のお母さん』って、何処に売ってるの




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2005年10月25日(火) 23時23分

そして、容赦なく本番はやって来た

とにかく、時間がなく
ギリギリまで、アフロと照明の打合せをやっていた

開場してからも
テーブルの上に、小道具のみかんが乗っていなかったり
お客さまの椅子が足りなくなったり
アフロが緊張して、はーはー言っていたり・・・

バタバタ

や、やっと幕が開いてからも、試練は続く


じいちゃん役のげんごろうさんは、
自分の出番を終えて、ソデ(舞台の両端の見えないところ)に
引っ込んだとたん、次は、いつ何処に出るのかが、分からなくなるらしく
必ず、一緒に引っ込んだ人に尋ねる

「おら、次は何かね?」

聞かれた方も、結構自分の事でいっぱいいっぱいなので、そう答えてやれない

私も聞かれて、考えて・・・
「あ、ほらアルミ缶の・・・」と答えると
「ああ、そうじゃった!」
と、持っていたポットを私の手に持たせて行ってしまった。

お~い!こ、これは、どうすれば・・・


お母さん役の令さんは
お父さん役の桃ちゃんに、老人ホームのパンフレットを見せるシーンがあるのだが

あ、このシーンは、時を巻き戻す前と後と、ほぼ同じ事を2回やるので
この時は、2回目で
1回目に出したパンフレットを、本番中にまた同じところに仕込んでおかなくてはならなかったのだが・・・

「こういうのは、どう?」
と、パンフレットを取りに行く(つい立の後ろに仕込んであるはず)
・・・・ないらしい
「あら?どこにやっちゃたかしらね~」
・・・さすがのアドリブである

しかし、パンフレットを見せない事には、話しは進まない。
お父さんがパンフレットを見て「老人ホーム?」と、初めて言えるのだ。

どうするんだろう
さすがにマイムは不自然だし・・・

ソデから祈る事しか出来ない

すると、令さん
お父さんに、耳打ちした(コショコショ・・)
「老人ホーム?」

つ、つながった~~~


暗転のあと、明りがついたら、そこに桃ちゃんが新聞を広げて座っているというシーン

この暗転が・・・本当に真っ暗だった
まさに真の闇

暗闇の中でスタンバイした桃ちゃん
新聞の上下が分からない。
2分の1の確率で、イチかバチか広げてみる・・・

明るくなってみると
見事に当選!・・・・・で、サカサマだ

これも、私はソデから見ていた

広げた新聞の内側で、
すがるような目で、私を見ている

どうしようもねぇ~


もうひとつ、桃ちゃん

第2部の休憩が終わり、もう始まるっていうのに
桃ちゃんが居ない

桃ちゃん扮する高校生の「健太郎」が登場するところから、始まるのに
桃ちゃんが居ない

高校生役に自信がなくなったんだろうか?
まさか、逃げた

そこに、のんびり健太郎登場

「あ、居た!何やっちょった?」

「え?ビデオのテープ、替えてきた。だって、どうせ俺が居ないとはじまらないでしょ。」

・・・・・・これだよ心配損


あれやこれやとあったけど、なんとか私の初・作演出公演は終了しました。
たくさんの課題を残して・・・・・・


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2005年10月24日(月) 12時45分

ひとつの作品が出来あがるまでには、本当にいろいろ・・・あります。

今日は、その中のひとつ
文化活動集団Pupa」第3回本公演作品「I Wish」の場合をお話しします。

この作品は、実は私が脚本を書きました。

ある日、じいちゃんがポットと話し始めます。
それを見た長男夫婦は、ボケたと慌てます。
次男を呼び出して、話し合いをするものの・・・みんな責任逃れをするばかりです。
それを、見ている孫の太郎くんは、心を傷めます。
太郎は、じいちゃんが大スキだし、仲良しなのです。
そんなある朝・・
しょう油に「お茶を差し上げなさい」と言うじいちゃんに、お母さんのガマンの糸が切れます。
大喧嘩になってしまい、じいちゃんは「みんな、出ていってしまえ!!」と怒鳴ります。
太郎は、泣きながらお父さん、お母さんと共に、サッカーの試合に出かけます。
しーんと静まりかえった部屋の中、じいちゃんはひとりです。
そこに電話のベルが・・・・・・事故で三人とも亡くなったと言う知らせでした。
じいちゃんは、自分のした事を悔やみます。
もう一度やり直したいと、神様に願います。
そこに「はい、かしこまりました」という声と共に、天使が現れます。
そして、時を巻き戻してもらったじいちゃんの「良いじいちゃん」になるための努力が始まります。
さあ、じいちゃんは、ちゃんとやり直す事が出来るのでしょうか・・・
 

時間的に短いと思ったので(出来あがったらちょうど良かったのですが)
第2部も作ってしまいました。

それから、20年後・・・
次男夫婦と孫の健太郎と暮らしているじいちゃん。
じいちゃんは、健太郎にとても優しかったが、
健太郎は、自分は太郎の身代わりなんだと思い、すべてに反抗的だった。
そんな中、健太郎は、盲目の少女、千恵に出会う。
そして、じいちゃんをお迎えに来た天使・・・
健太郎の心を開く事ができるのか・・・・・


当初、天使のイメージは「アフロディーテ曽田」でアテ書き(その役者にあてて、脚本を書く)していました。
しかし、出られないという事がわかり・・・
結局、脚本よりも、人数がひとり減る事になり
この役をこっちに持っていったら、こっちがこれで、こうなって・・・
と、まるでパズルです

その上、役を変えるという事は、キャラがどうしても変わって来るので、
天使の台詞なんか、全て書き換え・・・それを二転、三転

当初、お母さんは「赤名一平」にやってもらおうと思ってたのに・・・断念せざるをえなかった。
女役、やってもらいたかった・・・

もうひとつ、悩んだのは、太郎。
小学3年生くらいの男の子。
見渡しても、30歳を超えたものばかりで・・・(その当時、若い「甜花」は居なかった)
ウチの三女を引っ張り出そうかとも考えたが、
結局、私がヤル事になった。身長は、一番低いし・・・

役が決まるまでもバタバタしたが
それからの稽古も、順調にはいかなかった。

まず、役者が揃う事があまりない
みんな、仕事や家庭を持ってるので、思うように稽古に参加出来ないのだ。

それに、肝心の演出の私が
他のプロダクションのミュージカルに客演したり、オーディションを受けたり
アクシデントがあったりと・・・
心身ともに疲れてしまい、台詞が声になって出ない状況になったりした

それでも、公演日は容赦なく近づいてくる・・・

続きは、また明日


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