SPL 狼よ静かに死ね
今回は、このブログでは珍しい(?)現代劇です。
カンフーアクション映画にちょっと興味がある方はおなじみかもしれませんが、ドニー・イェンの出世作であります。
この映画が注目されたことで、ドニー・イェンは、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーに次ぐ第4のアクションスターとして注目されるようになりました。
※オレンジのリンクから、略歴が確認できます。
SPL 狼よ静かに死ね
製作年:2005年
製作国:香港
原題:殺破狼
英題:SPL/SHA PO LANG
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、サイモン・ヤム、ウー・ジン、ティミー・ハン、谷垣健治、サモ・ハンほか
※レンタルあり※
予告編
冒頭ではドニー・イェンの話ばかりを書いてしまましたが、皆様ごぞんじサモハンも登場します!
「サモ・ハン」という表記になっていますが、間違いなくサモ・ハン・キンポーその人であります。
どこか憎めないオトボケカンフーのイメージが強いサモハンですが、今回の役どころはマフィアのボス。しかも単に悪くて強いだけの悪役ではなく、ストーリーの肝となる「家族愛」も演じきっています。
更にサモハンの声は水島裕がちゃんとあててるのは吹き替えファンにとっては嬉しい所。
周辺情報ばかり固めましたが、ここで少々ストーリについても書いておかないと、まずタイトルだけではまったく意味が分かりませんね。(^^;
※タイトルのSPL(殺破狼)は「シャー・ポー・ラン」と読み、中国の占星術の言葉だそうです。
本作品は一言で言うと「刑事もの」です。
特殊事件を扱う刑事たちとマフィアの駆け引きを軸にストーリーが展開し、登場人物をとりまく愛憎や友情、絆や家族愛なので肉づけがされており、物語に厚みを出しています。
かなりシリアスなドラマですので、これに突っ込みを入れるのは少々気がひけるのだが、やっぱりちょっと書いておきたい。
ドニー・イェンの役どころは新任の刑事班長。
っつーことは、話の序盤でストーリーの基礎(つかみ)を作り、観客が感情移入するのは前任者(チャン刑事ことサイモン・ヤム)になるはずなのだけど、なぜかおいしいところはマー刑事ことドニー・イェンであることに違和感を感じた。
この調整がもうちょっとうまくできてれば、話もシンプルで分かりやすくできたし、無理もなくなったような気がしてならない。
最大の見所は誰もが褒めるアクションシーン。
ベスト・バウトは「ドニー・イェンvsサモハン」の最終決戦。
もうとにかくいろんな技が飛び出します。
誰が書いても「三段跳び蹴り」だけは書いてあるのですが、
我々にとっても非常に見慣れた技が織り込まれているのが印象的でした。
ちょっと書き出しただけでも
・一本背負い
・ローリング・ソバット
・ノーザンライト・ボム
・コバルタ
・チョーク・スリーパー
・飛びつき式腕ひしぎ逆十字
・リバース・パワースラム …などなど
打撃だけではなくテイクダウンを狙ったタックルとかマウントの攻防など、すばやく美しいのみではなく格闘としてはとてもリアルに描かれていたのがとても素晴らしい映像となっており、アクション好きならこのシーンは必ず見てほしいところであります。
しかも、プロレス的な技を説得力十分に再現してくれてるあたり、プロレス好き的にもなんだかホッコリであります。
なぜか今回、画像のアップロードがうまくいかないので、アメーバさんのサーバーの状態が安定したらまたアップしたいとは思っておりますが、殺風景になってしまいました。
アクションスゴイ度 ★★★★★
全体的満足度 ★★★★☆
総評:サモハンの「天は公平だな。過ちを犯せば報いがある。」というセリフが活きてくるというか、なんか切なくなる。
エンディングには他にもヴァージョンがあって、サモハンが倒されたあたりで終わるものもあるそうです。
カンフーアクション映画にちょっと興味がある方はおなじみかもしれませんが、ドニー・イェンの出世作であります。
この映画が注目されたことで、ドニー・イェンは、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーに次ぐ第4のアクションスターとして注目されるようになりました。
※オレンジのリンクから、略歴が確認できます。
SPL 狼よ静かに死ね
製作年:2005年
製作国:香港
原題:殺破狼
英題:SPL/SHA PO LANG
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、サイモン・ヤム、ウー・ジン、ティミー・ハン、谷垣健治、サモ・ハンほか
SPL 狼よ静かに死ね 特別版 [DVD]
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2006-06-23)
売り上げランキング: 41004
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※レンタルあり※
予告編
冒頭ではドニー・イェンの話ばかりを書いてしまましたが、皆様ごぞんじサモハンも登場します!
「サモ・ハン」という表記になっていますが、間違いなくサモ・ハン・キンポーその人であります。
どこか憎めないオトボケカンフーのイメージが強いサモハンですが、今回の役どころはマフィアのボス。しかも単に悪くて強いだけの悪役ではなく、ストーリーの肝となる「家族愛」も演じきっています。
更にサモハンの声は水島裕がちゃんとあててるのは吹き替えファンにとっては嬉しい所。
周辺情報ばかり固めましたが、ここで少々ストーリについても書いておかないと、まずタイトルだけではまったく意味が分かりませんね。(^^;
※タイトルのSPL(殺破狼)は「シャー・ポー・ラン」と読み、中国の占星術の言葉だそうです。
本作品は一言で言うと「刑事もの」です。
特殊事件を扱う刑事たちとマフィアの駆け引きを軸にストーリーが展開し、登場人物をとりまく愛憎や友情、絆や家族愛なので肉づけがされており、物語に厚みを出しています。
かなりシリアスなドラマですので、これに突っ込みを入れるのは少々気がひけるのだが、やっぱりちょっと書いておきたい。
ドニー・イェンの役どころは新任の刑事班長。
っつーことは、話の序盤でストーリーの基礎(つかみ)を作り、観客が感情移入するのは前任者(チャン刑事ことサイモン・ヤム)になるはずなのだけど、なぜかおいしいところはマー刑事ことドニー・イェンであることに違和感を感じた。
この調整がもうちょっとうまくできてれば、話もシンプルで分かりやすくできたし、無理もなくなったような気がしてならない。
最大の見所は誰もが褒めるアクションシーン。
ベスト・バウトは「ドニー・イェンvsサモハン」の最終決戦。
もうとにかくいろんな技が飛び出します。
誰が書いても「三段跳び蹴り」だけは書いてあるのですが、
我々にとっても非常に見慣れた技が織り込まれているのが印象的でした。
ちょっと書き出しただけでも
・一本背負い
・ローリング・ソバット
・ノーザンライト・ボム
・コバルタ
・チョーク・スリーパー
・飛びつき式腕ひしぎ逆十字
・リバース・パワースラム …などなど
打撃だけではなくテイクダウンを狙ったタックルとかマウントの攻防など、すばやく美しいのみではなく格闘としてはとてもリアルに描かれていたのがとても素晴らしい映像となっており、アクション好きならこのシーンは必ず見てほしいところであります。
しかも、プロレス的な技を説得力十分に再現してくれてるあたり、プロレス好き的にもなんだかホッコリであります。
なぜか今回、画像のアップロードがうまくいかないので、アメーバさんのサーバーの状態が安定したらまたアップしたいとは思っておりますが、殺風景になってしまいました。
アクションスゴイ度 ★★★★★
全体的満足度 ★★★★☆
総評:サモハンの「天は公平だな。過ちを犯せば報いがある。」というセリフが活きてくるというか、なんか切なくなる。
エンディングには他にもヴァージョンがあって、サモハンが倒されたあたりで終わるものもあるそうです。